■どんな選手?/打席での雰囲気は大打者・門田博光(元南海ほか)。どっしりした体躯でどっしりと構え、いつも渾身のフルスイング。アッパーぎみに見えるスイング軌道も偉大な先達を想起させる。右方向への長打力もさることながら、レフト方向への単打で「逃げられる」技術。誘い球に乗らない選球眼も相手バッテリー泣かせだ。■育成ポイント/意外な俊足。ガツンといける1番打者でどうか。今の中日に欲しい「思いきり」あり。捕ればアウトの強肩も。(『野球太郎No.007』より)