■どんな選手?/各関節の可動域は生まれ持った柔軟性の賜物。美しい胸の張り、右腕のしなりから放たれる筋のいいストレートは、夏の大分大会で常時140キロ台を叩いた。U-18日本代表では一転して、制球力重視の投球を披露。また、カーブを多投し緩急を作れたことで、結果的に投手として引き出しの多さ、順応性の高さを見せつけることに成功したと言っていい。
■プロでの成功イメージ/遊撃手や中堅手として出場していた時間も長かったことから、打球に対する勘、フィールディング能力も高い。早い段階での台頭も期待されたが、本人は大学進学を表明。4年後のドラフトで総合力高い即戦力投手として指名され、1年目から活躍してほしい。