■どんな選手?/全てにおいてハイレベルな大学No.1左腕。抜群の制球力に加え、最速152キロのストレートと120キロ前後のチェンジアップのコンビネーションは抜群。170センチと小柄ながらも、速い球が投げられるのは無駄のない投球フォームだからこそ。中学時代からNOMOジャパンに選ばれるなどの実績はあったが、立命館大進学後に急成長を遂げた。3年生からエースとなり、関西学生野球リーグでは初の2度のノーヒットノーランを達成。大学日本代表のエースとしても活躍し、日米大学野球では最優秀投手に選出された。ユニバーシアードでも2試合で16回を投げ、無失点と「これぞエース」という活躍で金メダル獲得に貢献した。滅多打ちを食らうことがほとんどない安定感の高さも評価できるポイントだ。
■プロでの成功イメージ/1年目から先発ローテーションの一角を任せられる投手。目立った欠点もなく、息の長い投手になれるだろう。■プレーヤータイプ/今永昇太(DeNA)。